ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の思い出 しょの4
名無しさんに罵られ、たいした反響もないまま 「しょの4」 行ってみます^^;
このドラマの中で ウエディングドレスの時の亜紀が一番綺麗だと思います。
この後 容態が急変するわけで 極限の美しさを演出しているんですね。
それから、御馴染みの 朔の頬に亜紀の人指しゆびカウンター。
これは 正式な呼び名があるんでしょうか?
いろいろネットで調べてもみたんですが わかりませんでした。
・・・ で 一度だけ 朔の肩をたたきながら これをやらなかったことがあるんですね。
ファンのみなさんに これは愚問だったかな^^
そーです。ウルルに旅立つ朝のシーンでした。
いつも やることをやらない ・・・ 力の無くなった亜紀の手も悲しかったな。
ウルル行きは 亜紀にとって 自分の短い生涯のアイデンティティを得る
というより その若さで死ななければならない理由を探す旅であり
「どーしても行きたい」 強い意志が ここで伝わってきます。
逆に言えば それまでの行為は この時の為の前フリとも言える訳で
改めて このドラマの深さがわかります。
このドラマが終わり A・H病のワクチンを探し 彷徨い、漂い続けていたおいらのココロ ・・・
年が明け 2005年の4月。ニッポン放送で 石原さとみちゃんと局アナの上柳昌彦が
ある物語の朗読を2週間にわたって放送していたんです。
もうね、これを聞いてたら 亜紀を思い出さずにはいられませんでした。
ドラマの製作側も この作品をベースのひとつに取り入れたのは間違いありません。
●愛と死をみつめて 大和書房・文庫
「軟骨肉腫」という不治の病に侵され 二十一歳の若さでこの世を去った
大島みち子さんと 恋人の河野実さんの書簡集。
映画にもドラマにもなったし、通して見たことはなくても
「大体、こんなもんかなー」と ストーリーは把握していたつもりでしたが
改めて読んでみると、現実のお話だけに 悲しいとか、せつなさを超えて
とても怖かった。
愛する女性が命を繋ぐために、顔のほぼ半分を切り取られてしまうということに衝撃を受けました。
二十歳前後の学生だった河野さんが この現実の大きさの前で、もがき苦しみ
自分自身の無力さに何度も葛藤するところが 朔を連想させられる。
聡明でいたずら好きな大島さんも 亜紀そのものに感じられることがありました。
おととし、草薙剛と広末涼子のスペシャルドラマも見ましたが
もっと 手紙の内容を前面に出して欲しかった。
それほど、ふたりの書いた手紙は とても美しい文章です。
だからこそ、さとみちゃんのラジオの朗読に おいらのココロが持って行かれちゃったのかな。
そのラジオを聞いて 一番印象に残ったフレーズがありまして
それが 「手紙」ではなく 大島さんの「日記」の一節であることがわかりました。
それを紹介して 「しょの4」を締めくくりたいと思います。
●若きいのちの日記 大和書房
○健康な三日間を下さい
病院の外に、健康な日を三日下さい。
一日目、私は故郷へ飛んで帰りましょう。そしておじいちゃんの肩をたたいて、
それから母と台所へ立ちましょう。おいしいサラダを作って、父にアツカンを一本つけて、
妹達と楽しい食卓を囲みましょう。
二日目、私は貴方の所へ飛んで行きたい。貴方と遊びたいなんて言いません。
おへやをお掃除してあげて、ワイシャツにアイロンをかけてあげて、おいしいお料理をつくってあげたいの。
三日目、私は一人ぽっちで思い出と遊びます。そして静かに一日が過ぎたら、
三日間の健康ありがとうと笑って永遠の眠りにつくでしょう。
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