映画「夕凪の街 桜の国」
★★★★☆
お察しのとおり 麻生久美子見たさで鑑賞してきました。
もうレンタルされるまで 待っちゃおうかなーと考えてたんですけど
risa さんの Slow & Simple Life の記事を拝読し どーしても 大きなスクリーンで見たくなりました。
●キャスト
●監督は「出口のない海」の 佐々部清
○上映時間 1時間58分
○内容は ある被爆者家族の昭和33年夏を描いた「夕凪の街」と
その後の現代を描く「桜の国」の二編。
麻生久美子 田中麗奈 このふたり テレビドラマにあまり出ない 映画人ですね。
●「夕凪の街」
原爆投下から十三年 河沿いで貧しい暮らしを続ける 平野皆実(麻生)と母・フジミ(藤村)には 戦時中疎開し そのまま水戸のおば夫婦の養子になった弟・旭(伊藤)がいる。
皆実は 会社の同僚・打越(吉沢)からの愛を素直に受け入れらなかった。
原爆で重度の火傷を負った妹・翠を背負ったまま亡くしたことが 頭から離れずにいたからだ。
「おねーちゃん 長生きしてーや。」
- 自分はあの時 死んでしまわなければならない人間だったのではないか ・・・ -
そんな激しい葛藤を 打越は「生きとってくれて、ありがとな。」と
傷ついた心を優しく包んでくれた。
しかし 彼女の身体はすでに原爆症が蝕んでいたのだ。
●「桜の国」
現代の旭(堺)は 東京で定年を迎えていた。
夏のある日 最近何やら挙動不審の彼を 娘の七波(田中)が追跡する。
その途中 現在の家に住む前の 団地時代の同級生・東子(中越)に遭遇
ふたりで 父を追うことになるが 途中 東子が弟・凪生(金井)と付き合っていたことがわかる。
そして 父の行き先は広島だった。
銀幕いっぱいに微笑む麻生久美子が 儚く物憂げで圧倒的にいい!
先日 雑誌のロングインタビューで予習してあるので
貧しい暮らしの演技にも納得。
もっと全編に露出する工夫して欲しかったな。
時効警察以来のウタ声も聞けます。
打越との会話で 原爆は「落ちてきたんじゃない 落とされたんです。」という台詞が印象的でした。
これは 直接被爆した者と 他の日本人の温度差だと思います。
「夕凪の街」がよかっただけに
ちょっと現代風のドタバタを意識しすぎた「桜の国」は惜しいな。
前フリを確実に回収していくんですけど
どーしても ふたつの物語の繋ぎ目たる父・堺正章が堺正章のまま出てる感じがするんです。
もっと重厚な演技が出来る人(誰がいいかな?)でもよかったなーと。
青年時代の伊崎くんの 誠実で素朴な演技がとてもよかったのですが
まったく 同一人物に見えないんです。残念。
舞台の中心は もちろん広島。
当然 麻生久美子の広島弁も聞けます。
彼女の揺らぎボイスが 今でも耳に絡みついてきます。
今度は 綾瀬はるかのスクリーンいっぱいの笑顔を見てみたいです!!!
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コメント
虎馬さん、映画見られたのですね!麻生久美子さんって女優さん知らなかったのですが、写真の雰囲気からして役に合ってそうです。
この間コメントさせて頂いた時は、元気なかったのですがだいぶ元気になりました。ブログもゆるゆると更新していきたいと思っています。あたたかいお返事をありがとうございました。
投稿: risa | 2007年8月27日 (月) 19時02分
こんばんは ブタネコです。
「怪談」という映画を見に行ったついでに この記事を拝読したばかりだったので ついハシゴして見てきました。^^;
麻生久美子 凄かった。(ToT)
で、勢いで記事書いて 勝手にリンクまで貼っちゃいました。
嫌がらせです。 ごめんなさい。^^;
投稿: ブタネコ | 2007年8月27日 (月) 19時05分
【risa さん】
こんばんは。
麻生久美子 覚えておいてくださいね。
また ブログ再会されたことは この夏 一番嬉しい出来事かもしれません。
それから あのー 関西にお住まいの risa さんの記事に触発された
千葉の田舎のおいらの拙い文章で 北の大地の ブタネコ さんが映画館に足を運ぶ。
これって 凄いことだと思いません?
訪れる方が多く 急かされるような気持ちになることもあると思いますが
仰るとおり「ゆるゆる」とマイペースで 続けられることをお奨めします。
また つまんないコメント入れますので テキトーにあしらってください^^;
投稿: 虎馬 | 2007年8月27日 (月) 22時54分
【ブタネコ さん】
記事 読んで戴けて光栄です。
映画のはしごだなんて 羨ましいです。
「怪談」いかがだったんでしょう?「どろろ」的な登場の短さだったら がっくりだなー。
その 麻生久美子。言葉も追いつけないほど素晴らしかった。
薄幸、そして回想シーンの女性をやらせたら日本一かもですね。
それから 嫌がらせ 歓迎です。 ありがとうございます!^^
投稿: 虎馬 | 2007年8月27日 (月) 23時12分
虎馬さん おはようございます。
いきなり元気になったのでまたきました。
虎馬さんのコメント大好きですよ~。おやじギャグも大歓迎ですよヽ(´ー`)ノ ん~、なんていうか記事もコメントも虎馬さんのには「雰囲気」があるんですよね。写真からも伝わってきますが。ロマンチストさんだな~って。
>それから あのー 関西にお住まいの risa さんの記事に触発された千葉の田舎のおいらの拙い文章で北の大地のブタネコさんが映画館に足を運ぶ。これって 凄いことだと思いません?
ほんとほんと!それがブログの楽しいところです。私の紹介しているものを読んだり聴いてくださったりして楽しさを共有できたり、逆に私も色んな方から感化されたり元気を貰ったり。ブログをしていなかったらドラマ版「セカチュー」も一生見ることなかったかもしれないし。セカチューの「空気」を共有出来たのもブログのおかげ。
あのドラマを思い出すたびに、きゅうぅ~んってなんとも切ない気分になれますもの!
投稿: risa | 2007年8月28日 (火) 08時34分
【risa さん】
こんばんは。
ご覧の通り 人気ないので 何度でもお越しください。
>虎馬さんのコメント大好きですよ~。
・・・ 照れます。
>おやじギャグも大歓迎ですよ
おいらがおやじだから おやじギャグなのか
ギャグのレベルが ふつうのおやじと同じなのか
ここ とっても重要なんです。
>写真からも伝わってきますが。ロマンチストさんだな~って。
写真は下手ですけど 魂込めてます。(念写か?^^)
今回の 沖ノ島の写真は 結構気に入ってます。
珍しく 九州の方からお礼のメールも貰いました。
そーですよね。千葉のロケ地 遠すぎて行けない人 たくさんいるはずです。
同じ県内なんですから 時間を作って また行ってみたいと思ってます。
それから 男は大抵ロマンチストなんです。リンクさせて貰ってる男のブロガーのほとんどは 日々ロマンの海を漂ってます。
>それがブログの楽しいところです。
>楽しさを共有できたり、逆に私も色んな方から感化されたり元気を貰ったり。
まったく同感です。
やたらトラックバックを飛ばしたり メガ・ブログにリンクを陳情したり 記事を売り込んだりしているブロガーもいますが
今回のように とても自然に感性が繋がっていくのって素晴らしいと思います。
セカは おいらにとって基本であって 何物とも比較の出来ないドラマです。
でも 他の人に 強要するつもりもありませんし 興味のない人がいてもおかしくはないと思っています。
ところで あなたがお好きな 名作「ひまわり」。戦争に翻弄されるふたり 出征で見送ったプラットホームでの 二度目のさよなら には泣きましたが
邦画でも「ひまわり」があり そのヒロインが 麻生久美子なんです。
なーんか 不思議でしょ?^^
投稿: 虎馬 | 2007年8月28日 (火) 23時52分
虎馬さんのオススメで麻生久美子のインタビューが載っている雑誌は購入して読みました。もう開けっぴろげな話っぷりが圧巻でした(^^;。
そうでしたか、この映画には麻生久美子が出ているんですね。
ちょっと見てみたい・・・。
でもこのあいだTVで「出口のない海」を偶然見ていて、
「うーん」とかみさんと2人でうなっていました(^^;。
どちらにしても広島の原爆を題材とした作品。
たぶん普通の気持ちでは見ることは出来ないでしょう。
でも麻生久美子の広島弁は聞いてみたいです(^^)。
投稿: roadrace | 2007年8月30日 (木) 01時52分
【roadrace さん】
結論から言います。
麻生久美子を語るなら見てください。
そして その演技の根底には お互いに読んだ 彼女の生い立ちにあるんだなーと感じるはずです。
過去作品も 何作か借りたんですけど
「アイデン&ティティ」で感じた魅力を越えるものはありませんでした。
「夕凪の街」は必ず 彼女のキャリアにおいて重要な作品になることは間違いないです。
映画館での鑑賞は 年間10本くらいなので その中の1本の入れられてラッキーでした。
>でもこのあいだTVで「出口のない海」を偶然見ていて
ご愁傷様です。どんな監督にも当たり外れあるはずです。
>どちらにしても広島の原爆を題材とした作品。
>たぶん普通の気持ちでは見ることは出来ないでしょう。
原作も買っちゃいました。
広島だからとか考えず 麻生久美子を見に行きましょう。
ほんと お奨めです!!
投稿: 虎馬 | 2007年8月30日 (木) 23時10分